所有設備

●設備一覧
 当社の所有設備をご紹介します。順番には意味ありません。




番号 名称・型式・メーカー 写真 説明
ミニCNCフライス盤
COBRA2520
オリジナルマインド
 機構部品や、プリント基板の切削加工に
使用します。
デジタルオシロスコープ
DS−8812
岩崎通信機
 波形の観測、記録・保存に使用します。
ロジックアナライザ
1660CS
アジレント・テクノロジー
 ロジック波形の観測、記録・保存に使用
します。
スペクトラムアナライザアダプタ
TSA1000
TTi
 高周波の信号を測定するために使用します。
周波数カウンタ
FC−7150
LG電子
 周波数を測定するために使用します。
 回転数や、カウンターの機能もあります。

 昔、PICのEEPROMが何回の書き込みで
死ぬか、という実験をした時にも使いました。
スイープファンクション
ジェネレータ
FG−7002C
LG電子
 テスト用の信号を発生するために使用しま
す。
アナログテスター
SK−310
kaise
 電圧・電流・抵抗等の測定に使用します。

 抵抗(導通)測定は、デジタルよりアナログ
の方がレスポンスが速いので好きです。
 小学生の頃から、このテスターを使っていま
す。これは2代目です。
デジタルテスター
MT−2070
マザーツール
 主に、下記13の電流プローブと組み合わせ
て使っています。
デジタルテスター
ME−31
METEX
 普通のデジタルテスターですが、
パソコンに接続し、簡易的なデータロガーと
しても使えます。
10 絶縁トランス
TZ11−200A2
トヨズミ
 トランスレスの電源回路などを、絶縁して
実験中の感電を防止します。

 トランスレスの機器を開発する時には必須
です。
11 放射温度計
CT−2000D
カスタム
 物体に接触せず温度を測定するときに
使用します。
12 PICライター
PSTART
LEAP
 PICの開発時の書き込みに使用します。
13 AC/DC電流プローブ
CL−22AD
三和電気計器
 AC電流のプローブはよく見かけるのですが
これはDC電流も測定できます。
 自動車のバッテリー回路などの測定にも
役立ちます。
14 実体顕微鏡
型番不明
ニコン
 細かい半田付け作業や、半田の検査に
使用します。

 この顕微鏡による写真 → ココ
15 回路図/基板CAD
Eagle Professional Edition
(Layout+Schematic)
 回路図入力と、基板パターン設計に使用し
ます。
16 FPGA評価ボード
MU200-EA10
三菱電機マイコン機器ソフトウェア
 FPGAの実験に使用します。
→売却済
17 ROMライター
LEAPER−3C
LEAP
 EPROMや、フラッシュROMの読み書きに
使用します。
18 PIC用インサーキットデバッガ
ICD2 LE
マイクロチップ
 PICの開発に使います。

 セミナー特価\7,800で購入したものです。
 昔、会社でICD2を購入した時は高かった
のに!
19 PIC用インサーキットデバッガ
ICD2 クローン
手作り試作
 一応作ってみましたが、直後、上記(18)を
購入したので、出番がなくなりました。
 わざわざクローンを作らなくても良い。買った
ほうが安い。

 ・・・と言いながら、また作りました。
 切削基板でスッキリしたバージョンは、ココ
20 ROMイレーサ
RE−908
サンハヤト
 窓付きEPROMの消去に使用します。
21 PCIバスエクステンダー
MCC−331EX
サンハヤト
 PCIバスの拡張ボードをデバッグする時、
さわりやすいように、これで外部に引き出し
ます。
22 NTSCパターンジェネレータ
秋月電子
 ビデオ関係の調整に使用します。
 秋月電子のキットをアルミケースに組み込
んだもので、もう10年ぐらい使っています。
23 半田吸い取り機  半田を溶かして吸い取ります。
 部品の取り外し、半田の除去に使用します。

 このような一体型よりも、コテ部とポンプ部が
分離しているタイプのほうが軽くて、長時間の
使用には向いていると思います。
24 半田ごて (1)
ANTEX−G
100V/18W
アンテックス
 最初に就職した会社で、当時、標準で採用
されていました。使いやすいので、それ以来
ずっと愛用しています。
25 半田ごて (2)
HS−11
ホーザン
 特に、細かい半田付けに使用しています。
26 簡易型AVRライター
AVRSP
ストロベリー・リナックス
 AVRの書き込みに使用します。

→売却済(2008/09/24)
 これからはNo.29を使います。
27 精密圧着ペンチ
PA−09
エンジニア
 コネクタの端子を圧着する為に使用します。

 各コネクタメーカ純正の工具は、ものすごく
高いですが、PA−09は安く、試作には
重宝しています。こういうのを待っていました。
28 1チップMSX
 懐かしいMSXパソコンが帰ってきた!
 FPGAの開発環境としても興味あるもの
です。
29 AVRライター
AVRISP mkII
 ATMEL社、純正のAVRライターです。
 USB接続ですから、シリアルポートが無く
ても使えます。
 ちょっと高いかもしれないけれど、やはり
純正品が無難です。
30

(2009/03/30追記)

 個人で高価な測定器を買いそろえるのは大変でしたが、それには理由が
あります。

 まだ20代前半の駆け出しの頃でした。

 私のような下っ端が、その職場にある中で、上等なほうのオシロスコープや
ロジアナを使っていると、ある先輩がやってきて

     「お前がそれを使うのは生意気だ

などと言って、取り上げることがたびたびありました。(まるでジャイアンだ)

 私は、上司の命令で、上司の作業を手伝う中でそれらの測定器の性能が
必要だから使っていたんですが、先輩は、私が使っているとわかれば
「取り上げることが可能」とみて、取り上げに来るんです。ナメられていた
んですね。

 たまたま上司がそばにいれば、あきらめるんですが、それでも、意地になって
粘られることがあるので上司が交渉したこともありました。

 ちょっとトイレに行っている間に、無くなっている(勝手に持って行かれ
る)、ということもよくありました。ひどいですよね。油断できないんです。

 取り上げられたあとに、私が選択できた測定器は、誰も使わなくなって
隅に追いやられた古いアナログオシロ(波形を止めて見ることが出来ない
ので使えない)や、プローブのチャンネルのいくつかが死んでいて
不安定な古いロジアナぐらいでした。

 そんな経験から、私の仕事を邪魔する奴は許さないということで、
個人で、自分のお金で高価な測定器を買って、自分専用にしたんです。
会社が買ってくれなくても、自分で買いました。仕事を進めるためになら
手段は選ばないのです。

 そうやって揃えた測定器が、独立した今、役に立っています。


●顕微鏡写真 (ご参考)

 上記14番の顕微鏡ですが、アイピースのゴムをはずして、デジカメをくっつけると
けっこう良い感じで写真が撮れます。

 普通、カメラを取り付けるには、(光学的に)専用のアダプタが必要かと思いこんで
いましたが、試しにやってみたら、できました。やってみるもんですネ。
 ただ、手でカメラをおさえておくのが大変なので、何か工夫したいと思います。

 デジカメは、メインで愛用しているエプソンCP−600(130万画素)
 光源は、自作LEDリングライトです。

 ちょっと画像データの容量が大きいですが、よく見えるように、そのまま掲載します。



 次の写真は、倍率を最大にしたものです。






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