解剖室 「100円呼び出しベル」
思いつきで、「解剖室」シリーズをたちあげたが、続くだろうか?(笑)
子供の頃から、いろんな機械をかたっぱしから解剖してきた好奇心小僧の自己満足におつきあい下さい。
解剖といえば、小学校の頃、水泳の授業の前に着替えをしていたら、いきなりみんなに取り囲まれて押し倒され、
まさに「解剖」をされてしまった事がある。完全に不覚だった。
つまり、自分以外みんな変態だったのだ(笑)。
解剖ついでに、「法医学教室の午後」という本は面白かったっけ。
余談はこれくらいにして、今日のおかずは100円ショップで買ってきた「呼び出しベル」だ。収入がないのに、またムダな
買い物をしてしまった。
次に写真を示します。接写の苦手なデジカメなので見づらい点はご容赦下さい。
「普通の音量」と「大きい音」の2タイプが売られている。今回のは「普通の音量」だ。
部品コストについて。
延長スピーカー(アンプ無し)というのが以前から100円で出ていたが、この呼び出しベルにもスピーカーが内蔵されている。
つまり部品としてのスピーカー単体は、呼び出しベルの回路とかスイッチ、コードの値段を考えると、かなりの安値で仕入れて
いる事が推測できる。
パッケージには「ネジ2本入り」と書いてあったが、実際には3本入っていた。
まあ、多い分には文句言わないようにしよう。何かの間違いで混入したのだろう。
たぶん短い奴は本体のケース用と同じ物だと思ったが・・・長さを比べたら本体のより長かった。なんなんだか。
そうか! 長いネジ2本はボタンの固定用、短いネジ1本は本体の壁掛け用か? 実際に当ててみたらうまく
合いそうだったが。
電池を入れたら、いきなりピンポーンと鳴り出したのでビックリした。3回鳴って止まった。(仕様)
うるせぇ、解剖すっぞゴルァ!!
電池を入れるときは、1個ずつ入れるようにして、2個目を入れるときにスピーカーを手でふさぐのが良いだろう。
中身は単純で、クリスマスカードの電子オルゴールのような小さい基板が入っていた。こいつでピンポン音を
発生して、トランジスタでスピーカを駆動しているのだろう。ハンダ付けは、イモにダンゴにテンプラなレベル。
パッケージの説明書きを見たら、「分解したり改造したりしないで下さい。」と書いてあった。そうやって規制
されるとなおさらやりたくなる(笑)。
こいつを改造して、車がバックする時にピンポンが鳴るようにしたらどうかなあと思ったが、夜は迷惑だよねえ・・・。
ちょっと恥ずかしいし(変わった車だしなおさら)。
なおスピーカーはメーカー・型名無しで、8Ω0.5Wと印字してあった。
今度は、先日買ったデジカメの解剖でもするか?
しかし、どうやって撮影しよう・・・・・・。