クレーム人生とは・・・?

 私は幼い頃から、どういうわけか、運が悪く「ハズレ」をつかむ事が多かったように思う。懸賞なんか一度も当たった事がない
のに、「ハズレ」はよく当たっていた。
 中学の頃だったか、担任の先生が「鉛筆の不良品をメーカーに送り返したら、段ボール一杯の鉛筆をもらったよ」と言ったのを
聞いて、そういう手があったのかと思った。これがクレーム人生の始まりだ。
 こんなにハズレばかり引くんだったら、開き直って、クレーマーになるしかない。そう決心したのだった。
 ただし、脅迫のためにクレームを出すのではない。めったにない「ハズレ」を引いた、ある意味ではラッキーな自分の使命だと
思う。少しでも品質向上の手助けになればという願いがある。クレームとは、問題意識の結果である。


(1)虫のわいたチョコボール
 まだ小学校に入る前のこと。ばあちゃんに連れられて近所のスーパー(現在は跡形も無い)で、チョコボールを買ってもらった。
ところが、食べていると底の方に白い虫(ウジ虫のような)が、うじゃうじゃしていた。たぶんチョコにつく種類の虫だと思う。ココア
のフタをちゃんと閉めないと、この虫が入り込んで、ダマみたいなのを作って住み着きます。
 これが「ハズレ」との出会いだった。この頃は、まだ販売店やメーカーに苦情を言うような知恵は無かった。


(2)キャラメルの金属片
 これは小学校低学年の頃だったかな・・・キャラメルを食べていたら、ガリッときた。なんだろうと思って取り出したら、金属片だっ
た。歯の詰め物のような感じで、それほど大きいものではなかった。なお、当時の自分は歯に詰め物はしていなかったから、間違い
なくキャラメルに入っていたものだ。
 箱を見ると、万一不良品がありましたら・・・旨の記述があったが、これを郵送するまでの行動力は、まだ自分には無かった。
ただ、宛先のコンシューマー何とかというのをみて、コンシューマーという言葉を覚えた。
 この金属片、どこかにしまっておいたのだが、いつのまにか無くしてしまった。


(3)湿気たビスケット
 小学校4年ぐらいの話。
 これは不良品というより店の保管の問題のようだが、駄菓子屋(現在は跡形もない)で、箱の上フタにクジがさしこんであって、
これを30円だか払って引き抜き、紙をはがすと何等の当たりかがわかるものだった。その箱の側面は引き出しのようになっていて
1等、2等のようにわかれていた。
 その何等か忘れたがとにかくビスケットをもらった。友達の家に着いてから、開けたら湿気ていた。怖いもの知らずの子供だったから
勢いで全部食ってしまったが・・・。
 もう店が無いので言うが、この駄菓子屋は、汚かった。猫が、陳列してあるお菓子の上で寝たりしていた。それから、万引きが多く、
学校で問題になっていた。いつもワルが居座っていた。悪の巣窟みたいな場所だった。
 お金を賭けるゲーム機もあった。10円を入れるとルーレットの電球が回って、当たると何倍にもなったお金が戻ってくるやつだ。
はずれたら戻ってこない。コインじゃなくて現金を賭けていた。いま思えば、あれは店のバーサンが、遠隔操作をしていたかも(笑)
 こういう店は、賞味期限とかの感覚が薄いので、かなり怪しい物も食ったと思う。そういえば20年前の花火とかあった。ちゃんと
使えたけど。
 ついでに、時効なので言うが、この駄菓子屋の前にはコーラの1リットル空きビンがたくさん置いてあった。自分と悪友は、これを
頂いて(笑)、近くの酒屋で換金し(1本30円)、その金で駄菓子屋の甘納豆クジをひいていた。なんて凶悪な(笑)。
 酒屋のおばさんから「どこから持ってきたの」と聞かれたが、自宅ですと言い張った。
 だって1等がトランシーバーだよ。全部買い占めるしかないじゃん。悪友のほうが先に買い占めて1等を引いたが、じつは店のバーサンが
賞品を隠していたらしい。出し渋ってなかなか出さなかったとのこと。バーサンもけっこう凶悪。
 あとで死ぬほど甘納豆を食ったっけ。


(4)カギのない金庫
 どういういきさつか分からないが、とにかく、某アイスクリーム会社の賞品で「金庫」が当たった。自分じゃなくてばあちゃんが当てた
と思う。
 しかし、届いたそのブツは、フタが開かなかった。親に聞くと、カギがないという。もう忘れたが、不良品と言っていたので交換すると
いう話だったのか、よくわからないが、とにかくウヤムヤになり、ほったらかしになって、その金庫はタダの箱になり下がってしまった。
 その後、邪魔くさいので物置へ移され、いまもあると思うが、ただひたすら、朽ち果てるのみ。


(5)初めてケーサツのお世話になった
 これも小学生の頃の話。「ハズレ」をつかんだ話じゃなくて、単に自分の運の問題だ。
 ある日、友達の家から帰る途中、信号のないところで道路を横断しようとした。そしたらクルマが急ブレーキでとまった。なんだか白黒
に塗り分けられたクルマだった。
 助手席のオジサンが怖い顔をしていた。自分は何を血迷ったのか、ニヤニヤ笑って手を振ってしまった。助手席の窓があいた。
 「なんばしよっとかー!あぶなかろうがー!死ぬどー!!あんた名前は?何年生?家はどこ?電話番号は?お父さんとお母さんの
名前は??」
 もう足がガクガクふるえて止まらなかった。ああ、いろいろ聞かれて、これで親に連絡されて、自分は逮捕されるんだろうなと・・・。
 5分ぐらいで解放してもらえたが、怖くて怖くてたまらなかった。あのクルマが家に来るんだろうな、覚悟するしかないなと思いながら
帰宅したが、来ていなかった。でもやっぱり怖くて、とりあえず下品な歌のレコードをかけて、気をまぎらわそうとした。
 いろんな考えが頭の中をグルグル回っていた。過去の悪事も全部調べられるんだろうなとか・・・保育園の帰りに毎日線路に置き石
した件とか(事故にはならなかったが)。
 まあ、なんという運の悪さだったんでしょうね。まさか白黒のクルマに出くわすとは。この日から、「よく見て」渡るようになりました。


(6)毒入り?オレンジジュース
 その当時、専門学校の学生で、長崎市内に住んでいた。下宿屋には道路に面したところに自販機があった。親からの仕送りだけで
生活していたので、ジュースを買うのは、10円玉が11枚(当時は110円)たまってからにしていた。
 ある日、別のジュースを買ったら、取り出し口にビン入りのオレンジジュースがあるのを見つけた。未開封のようだった。やったラッキー!
だが手放しでは喜べない。毒入りという事もありうるのだ。数時間考えて、もったいないから飲もうと決心した。
 同じ下宿に住んでいる親友に、いままで世話になったありがとうと言ったかどうか忘れたが(笑)、「やめとけよ!」と言われたのは
確かだと思う。
 見つけた時点で少しぬるくなっていたが、貧乏ライフな、あさましい自分は食欲が優先した。
 思い切ってひとくち含んでみた。少し刺激があるようだったが、別に異常は無いようだ(と思うようにした)。もう止まらない。一気に
飲んだ。結果がどうだったのか、それは言うまでもないが私の勝利だった。


(7)1000円返せ!!
 最初の会社に勤めていた頃の話。
 マイカーも免許もなかったので、行きはバスで、帰りはちょうどよい時間のバスがないので歩いて、工業団地の坂を25分かけて
下っていた。途中に、自販機があり、そこでコーヒー等を買って一休みするのが楽しみだった。
 1000円札を入れたが、すぐ戻ってきたりして何度もやったがなかなか入らず少しイライラした。シワをのばしたり、別のと替えたり
していたら、うまく吸い込んでくれた。やった!ところが少しの間をおいて、戻され始めた。げげっ。
 その戻され方が問題だった。上のわずかな隙間に入り込み、取れなくなった。針金か何かで引っかけて取れそうな感じもしたが、
近くに駐在所もあるし、あまりゴソゴソやっていて泥棒と思われたらイヤなので、あきらめようかと思った。
 どこか連絡先は無いか、販売機の下のほうを見るとステッカーがあった。電話番号だけメモして、その場を去った。
 帰宅後、その番号にかけて、「1000円札が詰まったから返してくれ。明日、会社まで持って来い!」と言った。



--------------------------------------以下、作成中(乞うご期待?)------------------------------------



(8)アメ玉でクレーム
 個装されていないものや、粒の小さいものが混ざっていた。
 戦利品: アメ玉1袋

(9)カップ焼きそばでクレーム
 もう忘れたが、ソースの袋が入っていなかったと思う。
 戦利品: カップ焼きそば2個

(10)哀話なモデムでクレーム
 有名な欠陥品
 レポート
 修正個所の調査
 写真

 PV−AF144V5との格闘の日々
当時のメモ:
 そこで当時発売されたばかりの、高速モデムでは最も安かったアイワPV−AF144V5の購入を検討しました。通販だと多少は安か
ったのですが、1日も早く欲しかったために、思い切って、長崎市内の某電器店で¥59,800(税別)で購入しました。1993年の
6月27日のことでした。
 ちなみに、長崎市内では当時、14.4Kのモデムといったら、どこもアイワのPV−AF144V5しか売られていませんでした。
 帰宅して、さっそく常連のネットにアクセスしてみました。は・・速い!! 画面がスッ!と流れる!! こりゃぁいいわぁ(^^) やっぱり
買ってよかったなぁ〜〜〜と思いました。
 ところが、しばらく使っていて、妙な現象に気付きました。
 (1)アクセス中に、途中で表示が止まってしまうことがある。
 (2)時々キー入力を受け付けなくなることがある。
    また、入力した文字がしばらくしてから表示されることもあって、反応が重いと感じる。
 (3)通信中に突然、回線が切れることがある。
 (4)ZMODEMでダウンロード中、再送が多いことがある。
 (5)ホストとの接続がうまくいかないことが多い。
    うまくいく時は、「ピーーーポーッジョッジョワ〜」だが、うまくいかない時は「ピーーー・・・ポッポッポッポッ・・・ポーーー・・・
ポッポッポッポッ・・・ポーーー」となる。これを数回繰り返して、うまく接続できることもあるが、そんな時はアクセス中にキー入力を
受け付けなくなったり、回線が切れてしまうことが多い。

 特に(5)の不具合により、かなりの電話代をムダにしました(^^; 人から聞いた話だと、14.4Kでの通信はかなりデリケートで、
回線品質やノイズの影響を受けやすいんだとか。それで、自分なりに(1)〜(5)のような現象は起きても不思議じゃないんだなぁ〜、
14.4Kってこんなものなんだろうなぁ〜と考えて、あきらめてそのまま使っていました。
 あと、うちの回線はキャッチホンのため、その障害も多少はあると思い、できるだけ電話のかかってこない時間を選んで通信をしていま
した。

 そのうちに自分でネットを開くことにしました。ホスト専用の回線を引き、いよいよ開局となりました。
 ところが・・・14.4K対応と宣伝しておきながら、ほとんど誰も14.4Kではうまく接続できず、たまに接続できてもすぐに反応
が重くなったり、意味不明の文字がたくさん表示されたり、回線が切れたりしました。
 9600でも難しく、4800でも調子の悪いことが多かったです。結局、多くの人が2400で接続して利用していましたが、それでも
時々、通信中に反応が重くなったりする不具合がありました。会員さんに迷惑をかけてしまって、本当に困り果てました。

 他のネットの状況を見ると、たとえばマイクロコアのMC14400FXを使っているネットではそんな不具合は発生していませんでし
た。そして、あちこちのネットでのモデムに関する情報を集めていくとどうもアイワPV−AF144V5は問題があるという結論になりま
した。
 その問題とは、次の通り。
 (1)端末速度固定に関するバグのあるファームウェアROMが入っている機種が存在する。
 (2)ホストに使ってみた人の話だと、最悪の結果だった。
 (3)受信感度が悪い?? 対策としてアイワで改造をしている。
 やっぱりこのモデム自身に問題があると思い、別のメーカーの機種を購入することを検討しました。他のネットで好評で、実績もあるMC
14400FXにしようと思いました。
 ところが、私の住んでいる地区の電話回線自体の品質がよくないとの話もあり、もしそのモデムを買ったとしても、うまくいくかどうか
自信がなかったのです。

 いちかばちか、通販で注文しました。その時は、もう3万円を切った値段だったかな。だいぶ安くなったものだと思いました。届くまで
が待ち遠しかったですね。
 やっと届いて、箱をあけてみて思ったことは、ずいぶん小さいなぁということでした。なんか枯れ草のクズみたいなのがくっついていた
けど、一体どういう所で組み立てているのだろうかと思いました(笑)。プラスチックの筐体をよく見たら、バリが所々にありましたね。

 さっそくホストにつないで試してみました。
 「おぉ!!快調快調!!!!」 14.4Kでも快調に通信ができました。ヨカッタヨカッタ。投資した甲斐がありました。
 最初は、PV−AF144V5と同じATコマンドの設定で使っていたのですが、そのうちに、このモデムが工場出荷時設定でそのまま
使えるという事を知り、とても感心しましたね(^^)

 一方、PV−AF144V5は私の通信専用として使うことにしましたが、MC14400FXでちゃんと14.4Kで通信ができることを知った今、
まともに使えないPV−AF144V5にかなりの不満を持ちました。
 あちこちのネット上で仕入れた情報をもとに、修理に出すのがよいと考えました。ちょうど、あとひと月で保証が切れる時期にあたり、
不具合の内容をまとめて修理依頼書を作り、修理に出しました。

 下記の修理依頼書を添付して、PV−AF144V5を修理に出しました。あまりにも長文なためか、電器店の受け付けのおねーちゃんが笑
っていた(汗)。
 でも、症状等はできるだけ詳しく書いた方がいいと思います。「うまく通信できない」だけでは修理をする人が分かりません。
 いつから症状が見られるのか、症状はいつも発生するのかそれとも時々なのかを書きましょう。


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 ☆☆☆ 修理依頼書 ☆☆☆

 品名   : モデム
 型名   : PV−AF144V5
 製造番号 : CP*********
 購入店  : ************(***************/TEL *************)
 購入日  : 1993年6月27日
 保証書  : あり(添付)
 使用回線 : 一般ダイヤル回線(パソコン通信専用に設置したもの)
 修理品への添付品: 梱包箱、梱包材
 故障(不具合)の発生時期: 常時、現象によっては時々

 住所   : **********
     **************************************
 名前   : ********
 電話   : ************************

 勤務先  : ***************************
 勤務先電話: **************************
 勤務先FAX : **************************


 現象:
(1) 回線が切れやすい
 ホスト局からの反応が重くなって、キー入力を受け付けなくなり、回線が切れることがよくある。
どこのホストに接続しても同じです。遠隔地ではなく市内のホストでもこの現象が発生することがあります。
(この現象は購入時からみられた)

(2) 電源ON時の異常音
 電源スイッチを入れるとき、「ガーッ」という音がスピーカーから聞こえることがあります。あるいは、一瞬オフフックになり「プー」と
いう音が聞こえることもあります。動作に支障はないようですが、ちょっと気になります。
 スピーカーのボリュームをしぼってみると、内部のリレーがバタついて「ジャーッ」という音を出しているのが分かります。
(この現象は購入時からみられた)

(3) 着信がうまくできない
 BBSホスト用として、1週間ほど試験的に使用したところ、14400bpsでの着信はほとんど不可能でした。4800bpsでの着信が
やっとです。2400bpsで接続できても、反応が異常に重くなることがありました。
 たまに14400bpsで着信できても、MNPなしのノーマルで接続され、そしてすぐに切れてしまいます。
 他社のモデム(マイクロコアMC14400FX)に交換したところ、14400bpsでの着信も100%OKで、既に1ヶ月以上安定して動作して
います。
 ちなみに、ホスト側の着信処理は、リザルト「RING」を検出し、コマンド「ATA」を返すようになっています。

(4) ホストへの接続がうまくいかないことが多い
 特に9600bps以上のホストにアクセスする際、「ピーッ・ポッ・ポッ・ポッポーーー」を数回繰り返して接続せず切れてしまうことが
よくあります。

(5) ダイヤルミスが多い
 ダイヤルし終わった後、いきなり「プーッ プーッ・・・」という話中の音がすることがよくあります。NTTの交換機がついてこれないと思い、
10PPSに落としましたが結果としては同じでした。
 連続して20回リダイヤルして、すべてダイヤルミスしたことがあります。

 あるネット上で得た情報では、受信部の感度を上げる改造をアイワで行っているということですが、このモデムはその対象になって
いますか?
 他社のモデムを使用すると常にうまく通信ができることから、原因は回線ではなくこのモデムにあると思われます。
  詳しく調査され、完全に修理して頂きたくお願い申し上げます。
以上
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 1994年6月4日に長崎市内の某電器店で受け付け、6月6日にアイワの長崎サービススポットに送られ、そこを経由して福岡のサー
ビスステーションで修理されたようです(店の人の話です)。
 修理が完了したのは、約3週間後の6月27日でした。奇しくも、購入からちょうど1年目の日でした。

 修理伝票には、
修理者所見 ・・・ ”誤動作”
原因 ・・・・・・ ”プリント基板”
処置 ・・・・・・ ”交換”
使用部品 ・・・・ ”基板ASSY”
数量 ・・・・・・ ”1”
と書かれていました。つまり、「中身を全て交換」です。これが、一番手間がかからないんでしょうけどね(^^; 工数もかかりませんし。
 できたら、交換前の中身が欲しかった・・・。研究材料になるし。

 なお、ちょうど保証期間が切れましたが、修理伝票には「万一3ヶ月以内に取り扱い説明書通りの使用状態で同一症状・同一箇所の故障
の場合、本票を添えてお申しくだされば無償にて修理させて頂きます」と書かれていました(もともと印刷されています)。
 だから、保証は切れたものの、この修理伝票があればあと3ヶ月は無償で修理できるわけですね。

 さて、帰宅してから実際に使ってみました。結果は・・・バッチリでした! 以前のような不具合は全く見られません。どこのネットに
つないでも問題ないし、途中で反応が重くなったり回線が切れるようなことは全くありません。これでまともに使えるようになりました。
修理に出してよかったと思います。

 さっそく分解してみました(^^; 修理前と比べて、いくつか部品が追加されたり、定数が変更されているのが分かりました。その内容を
書きます。
 どうやら、基板交換というのは、あらかじめ改造された新品の基板と交換したということではないかと思います。

 修理前と修理後の部品の追加、定数変更について下記します。


(定数変更)
+=================+================+================+
| 部品番号    | 修理前     | 修理後 |
+=================+================+================+
| R36     | 100Ω    | 56Ω |
+-----------------+----------------+----------------+
| R38     | 1KΩ     | 0Ω |
+-----------------+----------------+----------------+
| R39     | 2.2KΩ   | 8.2KΩ |
+-----------------+----------------+----------------+
| C55     | 10μF/   | 10μF/ |
|         | 6.3V    | 16V |
+-----------------+----------------+----------------+


(部品追加)

@Q2(2SA1400−KZ)のコレクタからC55の−側への方向で、ツェナーダイオードが追加されていた。
 これは12Vのツェナー。
 オフフック中にツェナーダイオードの両端を実測した時は4.9Vだった。

 2SA1400の極性を左記します。これはNE
____ Cの石で、高速・高電圧・スイッチング用です。
/ \  パッケージタイプはSC−63で、フィンがコレ
-------- クタです。このフィンからC55の−側への方向で
| A1400 | ツェナーダイオードが付けてありました。
| |
| K 42 |
--------
|| || ||
|| ||
B C E

AIC22の5ピンとC68の間に10KΩの抵抗が追加されていた。C68は+5V−GND間のバイパスコンデンサです。
抵抗が接続されている方は、+5Vです。つまり、10KΩのプルアップです。

 「電源を入れた瞬間に、ガーッという音がしたり、一瞬オフフックになる」という症状は、このプルアップ抵抗によって出なくなりま
 す。実際にこの抵抗をはずしてから電源を入れてみたら、症状が出ました。
 原因としては、電源投入時にIC22の5ピンの入力信号が不安定になるからでしょう。しかし、9ピンにはちゃんと最初からプルア
 ップ抵抗が(R104)付いているんですよね(^^; 単に忘れただけか?(笑)

 なお、@は部品面、Aは半田面での改造です。

 以上、可能な範囲で調べたものです。もしかしたらこれ以外にも変更等があるかも知れませんが、定数が書かれていないチップ部品が
多いので分かりません。基板から取り外して、それなりの測定機を使えば調べられるのですが、そこまでやりませんでした。


 PV−PF144不調の原因
当時のメモ:
 <症状>

 通信中、ブーンというノイズ(注:電灯線の60Hz)が乗り、14400bps、9600bpsでは通信不可能。
 やっと2400bpsで通信できる程度で、回線断になりやすい。

 モデムのRS232Cコネクタの金属部分、およびパソコンのFG(筐体GND)をアースすると回線が切れてしまう。アースはエアコンに
使っているもの。

 購入からしばらくは、14400bpsはできなくても、12000bpsか9600bpsで通信できていた。調子が悪いと感じた時は、併設の電話機を
オンフック状態にしてフラッシュ・キーを何回か押せば直った。
 しかし、だんだん症状が悪化し、今は併設の電話機のキー操作では直らなくなった。ノイズが乗ったままである。

 モデムのRS232Cコネクタの金属部分と、パソコンからのRS232Cケーブルの金属部分を接触させるとノイズが聞こえる。


 <原因>

 症状から推測して、どうやらリークしているようだと考えた。技術基準によると電話回線とモデム回路は互いに絶縁されていなければ
ならない。

 そこでRS232Cコネクタの金属部分(FG/フレームグランド)と回線側の回路との抵抗値を調べたところ、約500KΩであった。
 (なお、FGとモデム回路のGNDは基板上で接続されている)

 どこでリークしているかを、部品を次々にはずして調べたところ、直流負荷回路のトランジスタ(2SA1400)の下でショートしていた。
 このトランジスタの金属部分(コレクタ)と、基板上のビア(小さいスルーホール)とが、ギリギリ接触していた。
 このビアは、モデム回路につながっている。


 <対策>

 2SA1400の足を曲げ、少し基板から浮かせるようにして半田付けし、ビアと接触しないようにした。


 <考察>

 基板設計ミスであると考える。
 また、回線側の回路とモデム回路の配線が近すぎるとの印象を持った。
 総合的に、あまりよい基板とは言えない。





 PV−PFV144不調の原因
当時のメモ:
 某氏から、アイワのPV−PFV144(ポケットモデム)で通信がうまくいかないことがあるので調べてほしいとの依頼がありました。
 症状は、通信中の音にノイズが混じるというものです。一応はまともに使えるようなのですが、通信が途中で切れたり、文字化けが
発生していました。いままで何が原因か分からなかったそうです。
 実際にオフフックして、モデムのスピーカーの音を聞くと、ビーというハム音が混じっていました。併設電話の受話器の音を聞いても、
同じような音が聞こえるので、回線にノイズがのっているのでしょう。
 ノートパソコンを使っているのですが、ACアダプタを抜くとノイズは出ません。ACアダプタからのノイズが、FG(フレームGND)を通って
モデムに流れているものと考えられます。
 回路的には、モデム側でFGとSG(シグナルGND)は接続されているので共通です。
 まず、FGと回線側の抵抗を調べました。端末機器の技術基準では、回線側とモデム回路は絶縁されているのが正しいですが果たして
どうでしょうか。結果は、数100KΩの抵抗値を示しました。つまりどこかでリークしているということです。
 じつは、この症状は以前にPV−PF144で経験があったので、その時に原因だったトランジスタをはずして、再度抵抗値を測定したら
導通はありませんでした。やはりトランジスタの下でリークしていました。
 このトランジスタは2SA1400−Zという型番で、表面実装タイプです。フィンが背中側まで露出しているので、どうやら下のパターンと
導通しているようなのです。
 これは、トランジスタの足を曲げて、浮かし気味にして実装し直すことにより下のパターンへのリークがないようにしました。そして、再度
抵抗値を測定し導通がないことを確認しました。実際に通信を行い、不具合がないことを確認しまして、これで問題なく使えるようになり
ました。
 結論としては、ポケットモデムは小型化のために、実装上、かなりムリをしているように感じました。本当は、回線側の回路とモデム側の
回路は、絶縁や耐圧などの理由で、ある程度離して配置しないといけないのですが、小型化が優先されてしまったようです。
 4層基板が使用されているのですが、回線側の回路部分の内層は本来抜くべきなのに、やはり小型化で配線の引き回しが困難なためか、
抜かれていません。
 さらにいうならば、サージサプレッサのアース側はFGだけに接続するようにすべきです。このモデムはFGとSGが共通にされているので、
落雷の際、サージサプレッサを通ってきた雷電流が、回路を直撃することが予想されます。
 本当は、FGにつなぐのは正解じゃなくて、単独にアースをとって、そこへ流すようにしたいところです。
 もっというと、アナログGNDとデジタルGNDは分離すべきです。これは基本ですね。その基本が守られていない。これもまた、小型にする
ためには困難なことかもしれないのだけど。
 アイワには設計の改善を望みます。とくに複数の機種で同じ症状がみられるので、なおさら真剣に考える必要があります。





(11)厄介モノのTAでサンザンでクレーム
 みいそ
 ノイズガリガリ


(12)超巨大ボスキャラ「みかか」にクレーム
バトルその1 のれんに腕押し
 116
 何を言っても手ごたえなし。
 ただの電話番
 込み入った話ができない

バトルその2 天罰
 雷でやられた。

バトルその3 シクシクサンザン
 いい電話番号。

バトルその4 ゴキブリ
 窓口の末期。
 電話加入権の譲渡手続き中、カウンターの上を走り回っていた。

(13)おにぎりでクレーム
 くさっていた。
 大丈夫ですか?

(14)天罰モデムでクレーム
 戦利品: 新品モデム1台

(15)100円返せ!!
 翌日
 ジュースのプルタブ
 タックル

(16)そばでクレーム
 ハエ
 代金まけてくれず。

(17)缶コーヒーでクレーム
 すっぱい
 返金のみ。

(18)缶スープでクレーム
 すっぱい
 戦利品: 缶コーヒー10本

(19)福耳の千円札
 お年玉
 そんなに価値のあるものとは知らず、切ってしまった

(20)金曜日でクレーム
 へそ曲がり

(21)島鉄でクレーム
 逆襲

(22)フロッピーでクレーム
 5インチ2D

(23)卒業検定でクレーム
 クラッチがおかしいクルマ

(24)カレー屋でクレーム
 塩のビンに髪の毛
 めざとい
 書き置き
 店長
 口のくさい女店員

(25)遊園地とバス
 運転手の暴言
 「おまえたちタダでのせてもらっとって、ありがとうございましたぐらい、言え!」

(26)自販機のおつり
 返却口にお金が残っているのに気づいたら、冷静に1000円札でジュースを買うといいのでは?自分のおつりと
混ざるので自然にゲットできる。おいおい。
 一度、駅のキヨスクの正面にあった自販機に、おつりが残っていたので、正直にそのおつりを
店員に「はいってましたよ〜」と手渡した。その後どうなったか知らないが、まさか店員、自分のポケットに入れ
なかっただろうな・・・。
 どこかで聞いた話、小さい頃100円玉を拾って、おまわりさんに届けたら、そのおまわりは黙ってポケットに
入れたとか。やだねったらやだね。
 自分が小学生の頃、近所のおまわりさんは、小銭を拾って持っていくと鉛筆をくれたけどね。

(27)ペプシと安全ピン
 遊園地でのアルバイト中、ペプシを買ったら、プルタブのひっぱるわっかの部分だけ無かった。
 いまも保存している。
 どうしても飲みたかったので安全ピンをさしてこじあけた。

(28)ゲイツにクレーム
 NT3.51
 フロッピー
 戦利品: 新品の起動ディスク

(29)名前の長いメニューに物申す
 「洋食やさんのなんとか定食」とか、注文するときに言うのが面倒くさい。
 メニューに番号を付けるか、バーコードを印刷しておいて、それを端末でピッとなぞればいいんじゃないか。
 あっ、このアイディア料は1万円ね。
 でもどこかの大手がやってるのかもしれないね。だから真似できないのかな。

(30)役所に不満
 新しい会社に就職する際、社保に入ったのを知らず国保を余計に払った。その分の返還を求めて役場に
行った。その場でお金がもらえると思って
 内部で処理しろよそんなの。窓口ですぐお金を渡して、あとは内部で片づければいいじゃないか。ばかみたい。

(31)歯医者にクレーム
 詰め物がすぐ取れた
 歯を削られすぎてアゴが痛くなった
 ゴミの管理 個人名の書いてある診察券が丸見えで放置 もう行かない

(32)珍しくラッキー 10000円ゲット
 道を歩いていたら見覚えのある紙切れ
 全員に弁当おごれ
 駐在所
 半年後受け取り
 PC−8801FR 結局無駄遣い

(33)図太いババア
 JRの特急にて
 指定席を、自由席のババア2人組が占拠
 車掌は強く言えず
 ババアは、車掌が来るたびに気にしている様子(ずるいなあ)
 福岡から長崎まで
 不公平

(34)郵便局
 古い年賀はがきの字を消して自分宛
 年賀状は消印が押されていないので再利用できると思った
 めちゃめちゃ怒られた

(35)プロバイダの料金請求でクレーム
 覚えのない料金が請求されていたので徹底的に調べて、返還。
 バグか?気づかない人がいたのでは?

(36)初めてのコンビニ弁当
 ハシが横にくっついているのを知らなかった

(37)薬の間違いでクレーム
 超激下痢ピー
 おかしい・・・
 薬局
 違う薬だった
 下剤

(38)黒猫でクレーム
 アルバイトでパソコン7台組み立てて発送しようとした。
 取りに来ますというチラシが入っていたのに
 ドライバーが足りない
 二度の電話で強引に呼んだ

(39)どん兵衛は3分じゃ無理
 もともと、「どん兵衛」は5分だったが、一時は3分になっていた。
 しかし3分じゃ固い。
 どこかで聞いた話で、確かではないかもしれないが、カップ麺の調理時間は
短い方が有利で、とくに競争の激しいコンビニではそれが要求されているようで
ある。もし、そのために3分にしたのだったら問題だ。

(40)キットカット
 溶けていた。
 回答では、製造工程でひっかかって、熱しすぎたもののようです。

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